墓で歌い踊る!
春の良い天気。川の流れ、風の音、鳥の声のみでのどか。山桜は満開で染井吉野(だと思うが)はつぼみに色がつきはじめた状態。墓まで散歩の途中、元屋敷あとで極楽鳥花を2本切り取る。今年92歳の母は杖なしで30段ほどの石段を登る。登りきると知り合い2人が座り込んで話している。「水と花を替えて…」と私に指図して母は話に参加、大声、笑い声がひびく。どこの墓はいつもきれい、◯◯さんはよく参って感心、あの人は一晩で死んだ、楽な死に方、そうやって死ねれば良いが…などなど弾んでいる。
そのうち手押し車で来ているYさんは「あんた100までェ〜♪、わしゃ99まで…〜♪」と歌い出す、座っているので足はつけられないが手も動かしはじめ踊り出す。墓で歌い踊る!元気なばあちゃんパワーのなかなかの光景!
庭に椅子を出して書いている。