「自由になるための呼吸よ!」
「歌が上手くなるためではなく自由になるための、自分を解放するための呼吸よ」とおっしゃるのは渋谷にある「呼吸と発声研究所」(代表:米山文明)の米山章子先生、80代で現役でいらっしゃる。しばらく通っていないが4年前に初めて聞いたときは〈えっ?〉と疑問符が付いた。当時より身体感覚が増したのか今その言葉を実感する。
いい香りを嗅いでいるような、身体が膨らんで開かれて、身の内の蒸気のようなものが溢れ出て外と自分との境界線がぼんやり曖昧になっていくような感覚の體ヘワタシハナリタイ。
夜再びサッカーを観る。長友の不調、本田が外し、香川が外し……。残念を超えて、結果は今までと違い、爽快感も少しあり。