変化するにちにち

羽生結弦と閻涵(エンカン)の衝突、衝撃映像/テレビの配慮が感じられない

9・11のビル崩壊の映像、3・11の津波の映像、このような衝撃的な映像を繰り返し流すことの影響は今までさんざん言われて来たはずである。そして昨夜の羽生結弦と閻涵の練習中に衝突(11/9東京新聞朝刊には「激突」とある)するというアクシデント。二人がぶつかり合い倒れる瞬間の映像が何回もこれでもかと繰り返し映し出される。

氷上に倒れこんでいる二人にショックで私は身体を落ち着かせるために、息をゆっくり長く吐く事を繰り返しながら様子を見ていた。が、その間五六回、否、それ以上何度もぶつかる映像が割り込んで「これでもか」という意図的なものさえ感じ非常に不愉快、それ以上に悲しかった。今までの教訓は生かされてはいないのだろうか。

いま、それでも滑りきったという安堵感と何事もなければよいがという不安感が綯い交ぜである。二人ともに早く回復してほしいと願う。