— 詠う(短歌) —
短歌:『好日選集14』より
《2020年のマスク》 俎板の使うことなき裏側を洗うとはいのちふかき人ならむ// (高野公彦先生) 2020年マスクをつけて砂のような煙のような息吐いている// この春を死無型(しんがた)虚露亡憂医流水(コロナウイルス)… もっと読む 短歌:『好日選集14』より
《2020年のマスク》 俎板の使うことなき裏側を洗うとはいのちふかき人ならむ// (高野公彦先生) 2020年マスクをつけて砂のような煙のような息吐いている// この春を死無型(しんがた)虚露亡憂医流水(コロナウイルス)… もっと読む 短歌:『好日選集14』より
あ!と気づいたのはこの花の色。真ん中が芯のように両端の色と違う。 葉はその逆で真ん中が薄く両端が濃い緑。花と葉、まるで陰陽の世界? こういう時は彼岸花よりも曼珠沙華の名が、字も音もしっくりくる。 花が先ず萎れて、枯れて、… もっと読む 曼珠沙華 & 小発見
窓の外側 // 《 見かけなくなった九階のあの人の郵便受けが塞がれている 》// 《 ひかりよひかり水に来て水はかがやき人に来て濃淡のなき影を見さしむ// (改) 《 ひさかたのひかりのどけく人に来て意思にあらざる影を見… もっと読む 短歌:<好日>2019年9月号
読みながら、いい歌だなあ!とぼんやり遠くなど見て、心もどこかへ飛んで行ってたのだろうか。和紙ではないが、和風のカバーをつけて、いつもいつも持ち歩いていた大切な、大切な・・・大切な文庫本。 都庁前駅で座席に置いたまま降りて… もっと読む 大切な《高野公彦歌集》