美容院に行っての帰り、遠慮がちに「あのー」と尋ねる男性あり。道を聞かれるのかなぁと思ったら､､､フジテレビと言われた。

ん？そのテレビ局から来るイメージとは違って静かで誠実な印象。年金のことについて聞きたいと、ホントに道を聞かれているような自然さでお願いされた。

生活が大変という言葉を引き出したいのだろう。私じゃない方がいいのでは、向こうにも人がいますよと薦めたが、あまり真剣に聞いてもらえなかったのだと､､､(裏方は大変なのだ)ちょっと可哀想な気がした。

立ち話のように５分ぐらい、まるでおしゃべり、世間話とまったく違和感がなく、知り合いと喋っている感じでさすがプロ、聞き方が上手い。

しばらくして、じゃあカメラを回していいですか？　ドキッ！「だいたい今と同じようなことを聞きますか、急に変なことは聞かないでくださいね」と念押し(ノミの心臓)。

まだオットが働いていて、自分の年金は気持ちよいことにレッスン代に主に使うので話していて楽しかった、よく喋った気がする。

今日の放送なのだと。放送はされないだろう。テレビは見ないので興味はないが、喋るのは楽しかった。

こういうのも「多生の縁｣、「頑張り過ぎないでくださいね！」と声をかけてその場をﾜﾀｼは去った。

亡くなった同級生Mの連れ合いNちゃんかが反応、テレビに映っていたでしょ、直ぐにわかったととLINEが来た(見る人いるんだ)。

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もうずっと前から今がいちばんいいと思って来た。しかし、と考える。今がいちばんいいと両手を挙げて思えない部分がある。

コロナのことが一応終わっても母との面会には仕切りがある。直接会って語り合えていないことを毎日のように思う。今がいちばんいいと思えない重い部分が身に黒くこびりついている。

⬆️切られた染井吉野、傾いてはいたが。痛みが伝わるよ。

⬆️見えない身体の中はどうなっている？