歌う

モーツァルト「レクイエム」

⬆️柿の花

早くうまくなりたいと焦ってあれこれ騒がしかった精神が、身体のこと特に発声のことだけど、ここのところ落ち着いている。

興味が身体より言葉の方へ傾いているのかもしれない。このまましばらく行きそうな気がする。

プラチナ・シンガーズでモーツァルト「レクイエム」が6月から始まる。

歌ったのは10年ほど前だから忘れてるだろうなぁと覚悟して聞いてみた。不思議なほど思い出す。

当時の感情と結びついていないからだろうか、懐かしさはない。

何を思って歌っていたのか。意識すべきことも頭になくただ音のみを追っていたに違いない。

いまこの曲を、いい曲だなぁと溜息まじりに聞いている。言葉も沁み込む。

大昔?よくあった「文化のぶつかり合い」、今はむしろ普遍性を探すようになった。

身体をスポンジにして音楽を吸い込んだ身体で歌えるところまで行きたい。

そのような気持ちにさせてくれる曲なのだと思う。レヴィン版であることもまた楽しみ。

⬆️7日 13:37 一番高いのが歌舞伎町タワー。色んな色が灯るようになった。

⬆️7日 13:37 高田馬場方面