歌う

Frühlingsglaube・春の想い

⬆️D686

一体となった言葉・メロディーが身に深く沁み入ってくる。

悲しみが癒しになりまた悲しみになるを繰り返しながら浄化されゆくのだろうか。

詩:ウーラント(Johann Ludwig Uhland)

曲:シューベルト(Franz Peter Schubert)

Die linden Lüfte sind erwacht,

Sie säuseln und wehen Tag und Nacht,

Sie schaffen an allen Enden.

O frischer Duft,o neuer Klang!

Nun,armes Herze,sei nicht bang!

Nun muß sich alles,alles wenden.

Die Welt wird schöner mit jedem Tag,

Man weiß nicht,was noch werden mag,

Das Blühen will nicht enden;

Es blüht das fernste,tiefste Tal:

Nun,armes Herz,vergiß der Qual!

Nun muß sich alles,alles wenden

穏やかな風が目を覚まし、

夜昼となくさんざめき、

あちらこちらでそよいでる。

ああ、爽やかな薫り、新しい響き!

さあ沈む心よ、不安は要らぬ!

今やすべてが、すべてが変わるのだ。

世界は日々に美しく、

その先のこと人知らず、

終わることなく花は咲き、

はるか遠くの深い谷まで咲き盛る。

さあ哀れな心、苦悩を忘れよ!

今やすべてが、すべてが変わるのだ。

* 日本語訳は『シューベルト歌曲集2』(教育芸術社 原田茂生 編著)を参考にしながら、ところどころを変えてあります。


⬆️箱根山通りの花水木

⬆️

⬆️赤もいいね❣️

⬆️花にも言葉にも、、、癒す力がある

それでも癒す力を持つのは、、、人。。。