歌いながら周囲との声の混ざり具合がほとんど確認できないと感じる。
はっきりしないがたぶんワタシの個人的なものだろう。楽に歌えるマスクであっても異物だ、からだ中が拒絶しているような強い違和感がある。
一方で、からだへの信頼という点では嬉しい。人間の、極めて最もな反応だと思うからだ。
40億年近くマスクなんてなかったのだ。本来の自粛ではない、からだの自然な抵抗かもしれない。
建物を出るとマスクは外す。
歌ったあとの帰り道は呼吸が気持ちいい。なんだかんだ感じながらも、からだがゆったり緩んでいるのがわかる。
スタンドバーでもあれば、ひとり立ち寄ってビールを楽しんで帰るのに。。。
♪♪♪早く大勢で歌いたい♪♪♪
あ、と思う。合唱の翌日、図書館でマスクして苦しい中で書いているから、この苦しさが昨日とシンクロしてしまって、文がこのようになってしまったのかもしれない。
歌う、詠う。合唱、短歌。いとおしいもの。