変化するにちにち

対談「不寛容の時代を生きる」

高橋源一郎と中村文則。傷ついて、それでも発言して傷ついて、「はっきり言って苦しいです」と言う中村文則。

大きい溜息を何回かついて、、、内田樹も何か言ってるはずと、ブログを覗くと、、、頑張って言ってる。

こういう一生懸命な人の言葉にに接したら当然、問いは自分に向かう。出来ることを地道にすると言うと嘘っぽい。「できる時にはする」、逃げに近いが本当のこと。自己肯定で締める。

〈不寛容の時代を生きる〉は、東京新聞夕刊に4回掲載(8日まで)、頷きうなずき繰り返し読む。

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「萎縮は伝播(でんぱ)してしまうので、逆に『中村がここまで言っているなら、自分も』という空気を作ろうと思っています。でもなかなかそうはならなくて、はっきり言って苦しいです」

「今のうちから言っておかないとまずいですからね。時代は一線を越えると、何を言っても駄目な状況になる。自分が感じていることを読者に伝えないなら、それは読書への裏切りにもなるので」

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中村文則氏のホームページは自分のホーム画面に置いてほぼ毎日見ている。孤軍奮闘、満身創痍で闘っていて、大丈夫だろうかかと心配になる。

「命を削る」という言葉を思う。身体を張って、身を削って書く人がいる。

うまく纏められず、伝えきれてはいない。それでもここにアップせずにはいられない。