母とともに(介護帰省・鹿児島)

診療所での会話

母の貼り薬をもらいに診療所に行く。同級生Koくんの奥さんとお母さんに会う。

Koくんのお母さんは「おまや、ゆー覚えどっと、ふたっみっつ上じゃったでなー」」と母のことをご存知だった。薬を待つ間の会話が面白かった。

母「おまやどしこじゃっとな」(あなた何歳ですか)

Koくん母「おまいよいふたっみっつ下じゃっと」(あなたより2つ3つ下ですよ)

母「んーだくいじゅろっじゃっと」(私は96です)

食べ物がなかった、薩摩芋を担いで大変だった、よく働いた等々と続き、また振り出しに戻る。

母「おまやどしこじゃっとな」

Koくん母「おまいよいふたっみっつ下じゃっと」

母「んーだくいじゅろっじゃっと」

またまた芋の話と同じような内容が続いて「おまやどしこじゃっと」「おまいよいふたっみっつ下じゃっと」「んーだくいじゅろっじゃっと」と振り出しに戻って同じやりとりが5,6回ではなくもっともっと繰り返された。

聞いていて楽しい。

「ペコロスの母に会いに行く」のミツエさんの世界とまったく同じ。この会話をする2人が心底〈い・と・お・し・い〉。