変化するにちにち

8月15日

黙祷。この日の祖父母の家の正午を思う。

おそらく母のお腹にいる時から祖父が亡くなる前年まで毎年、わたしは8月15日を祖父母の家で過ごした。

写真でしか知らない、戦死した伯父がある。「センシ」は祖父の声として戦後生まれであってもわたしの皮膚にしみこんでいる。

祖父は庭に立ち、夕陽の沈む海に向かって拝んでいた。海は「戦死した海軍さん」が沈んでいるところだった。