山峡のふるさとの澄んだ空気と光の膜で、からだ全体がまだ覆われているような感触のなかにあって穏やか。
すこしずつ薄らいでいくのだろうがまだまだやわらかい空気感がはっきりとある。
「現代版参勤交代」は6年目に入って、からだの不思議も体感できてまさに愉悦。
今回、実家ではレッスンの楽譜を見たのは帰る間際になって一度だけで、聞くことも歌うこともほぼゼロに近かった。自然のなかにたっぷり浸っているそのことで十分だった。
合唱曲は一度も聞かなかったがそれでも不安は感じない、それが不思議であるけど、またまたからだは良い方向に変化しているのだと安心していられた。
月曜日、おもむろに楽譜を開く。日常の住まいのあるここが落ち着く。
〈森の径〉をゆっくり歩く
欅の幹にある葉の影
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