今回持ってきた文庫本は一冊のみ。白川静『後期万葉論』、2,3回は読んだがまだまだ、ふ〜んと頷くほど身に入っていない。
しかし白川静先生の本は声を聞きながら読んでいる気がするし、誠実な熱が伝わる。
川内駅前の大伴家持像。薩摩守(764年〜)だったのは47,8歳。この時にはすでに歌は詠んでいない(歌っても残していない?)ことになる。
「七八五年八月薨去、六十八歳であった。最終歌は四十二歳の時であるから、なお二十数年[…]それにもかかわらず、家持がその後一首の歌をも残さなかったのは、どうしてであろう」(『後期万葉論』330、331頁)
そのことを考えるとこの像には薩摩川内市の愛情が感じられない、というよりもかわいそうになってくる。
それでもこの像を見ると撮りたくなる
これでもあちこち角度を変えて、出来るだけ周りの余計なのもが邪魔にならぬようにした、、、つもり。もう少しいい「場」に立っていてほしい
おれんじ鉄道の車中より。風が強い。屋久島の大雨のことは家に帰り着いてから知った
降りたらちょうどこの車両が停車中だった
映画の影響? 木が切られ、草が刈られて川が見え、海が見える
庭で写す。色が珍しい?
庭の紫陽花、めずらしく色がいい
後ろはカラー
コメントを投稿するにはログインしてください。