変化するにちにち

ウーヴェ・ハイルマン指揮「マタイ受難曲」

鹿児島国際大学音楽学科の「マタイ受難曲」を聞きに行く。

大したことないだろうと期待していなかった。何故ならチラシに合唱、ソリスト、オケも声楽コースの学生・院生・卒業・修了生とあったからだ。

冒頭の合唱でからだが鳴り出すよう、震えだし泣けてくる。とんでもなくすごい、入道雲だ。

教授でもある指揮者と〈教え子〉たちの熱気か意気込みか、、、

思い、熱意が「ひとつ」になるとこれほどの力を生むのか。沸々とした〈気〉に囲まれる。合唱ってここまですごいのか・・・

二階で、舞台の横から見下ろす席だったので指揮者〈ハイルマン先生〉の表情がよく見える。気迫、気魄、鬼迫、すべての漢字が当て嵌まるのではないか?ときどきただならぬ形相で指示を送っている。

題を最初は「マタイ受難曲」にしていたが指揮者名に変えた。

第一生命ホールへ。大江戸線、勝どき駅で降りてこの動く歩道を渡ってすぐ。海風がつよい、風避けのガラスがあって助かる。12:55

帰りはまた色が違う。16:52