変化するにちにち

表情 & 表現

箱根駅伝を見る。なぜ走るのだろうと思う一方で、悲壮感はありながら空(くう)の一点を見据えて走る表情がどこか感動的。

しかし走り終わって倒れこむ、くずおれる。人はここまで走る・・・?

競争のない、身体を痛めつけない、否、それよりもカラダとともにある合唱でよかったーと単純に着地して夜はニューイヤーオペラコンサートを見る。圧巻は「蝶々夫人」。大村博美の声、表現が来る!まるでライブのように来る。

ソリストの顔ぶれに見覚えあり。来たる19日のコンサート、マーラー「千人の交響曲」で歌ってくださるソリストたち3人、また去年の「カルミナ・ブラーナ」、一昨年のヴェルディ「レクイエム」のソリストの顔ぶれもある。

これら3曲ともに指揮者はアンドレア・バッティストーニ。素人の合唱団が、この指揮者、実力あるソリストたちと同じ舞台に立てるのだ、〈必死で頑張らなくてどうする!〉と更に喝を入れる。