「あらー! ほら、あの人がまた来るんでしょ!」
〈あの人とは何人ぞや?〉
言わずと知れたアンドレア・バッティストーニ。
開口一番のこの言葉。もちろん挨拶も何も抜き。でもこういうのってけっこう気持ちよくないですか。スーパーでバッタリ遭ったむかしむかしの朗読の仲間。
「今度は絶対に聞きに行かないとね。」
「そうよ、もう大人気で新宿では最後よ!」と半ば脅かし。
言葉のキャッチボールが爽やかで、帰りの暑さ苦にならず(蚊にはいっぱい刺されたけど)。
なんだかまた朗読をはじめてみたくなった。そろそろ合唱とも両立できるようになった気がする。