変化するにちにち

「 石 が入っている」

母の介護から帰って来て10日以上経つのに、引きずっているのか切り替えがうまくいかない。

3月と同じこと( 奥歯に大きいのが挟まっています ) もあり、事の重なりは、同じように心にも〈かたまり〉を残してしまったのかもしれない。

村上春樹の短編の世界だ。「あなたの身体の中には石が入っている」、「あなたはその石をどこかに捨てなければなりません」。長兄がいたときには、「石」になる前に話をして、少しずつ流せていた。

いろいろ意識した以上に随分と身の深いところまで行ってしまったようだ。

次回の帰省は、母の住む環境に少し変化がないかぎり見送ろうか、、、と思うところまで大きく膨張してアブナイワタシガアラワレタリスル。

同時に、きっかけさえあれば簡単に捨てられる「石」でもある。