図書館で広辞苑 第七版を手にして感激。軽い!紙がつるつる!捲りたくなる。最初に調べたのは「かなしい」。悲しい・哀しい・愛しいと三つの漢字があり安心した。「雄蕊」も引いた。
早稲田の本屋さんでさっそく触ってみる。重い!こんなはずでは………、でも机上版ではないし価格も同じ。図書館では確かに軽い!と感じたのに、ガックリ!
とぼとぼ帰って家の第二版をどっこいしょと出してみる。重い、ザラザラの紙質。東京に出てきた年に買ったものだ。「かなし」はあるが「かなしい」はない。「雄蕊」を見ると矢印があって、「ゆうずい」に行くように指示、二度手間だ。
二版から七版まで一気に飛び越え40年を経たにせよ、「かなし」が消えて「かなしい」になり、「ゆうずい」ではなく「おしべ」に説明がある。
他にも同じような進化があるに違いない。今に限りなく近い。ストレスが減る。大きい違いだ。広辞苑を頻繁に使った記憶があまりないのは、案外こういった〈引きずりまわし〉や重さが理由だったのかもしれない。
二版のサイズを確認して、もう一度図書館へ行ってみる。重い! でも紙のつるつる感は心地好く頁を捲りたくなる。これで決まり! かも。
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