鳩尾あたりに、名づけて〈ゼーゼー菌〉らしきものを感じたのはいつだったか、嫌な予感はあった。しかし今回は有り難いことに、喉の痛みがまったくない。動物のようにじっとして自然治癒力に委ねることにする。
金曜日朝は生姜紅茶を、夜は紹興酒に生姜のスライスを入れて温めて飲んだ。上海の春節(旧正月)に義父が作ってくれたことなどを思い出す。
コンサートの指揮合わせまでに1週間ない。症状がゆっくり出るのがもっとも困る。身体をゆるめて一気に老廃物、毒を出し切りたい。「和みのヨーガ」のソロワークを頭から両手までやって静かに休む。
紹興酒も功を奏してか?ドカンとやって来た。 夜中、身体から湯気が出ているような苦しさで身の置きどころなし。 ではあるが何回も汗をかいて毒出し、という嬉しさもある。動物のようにウンウン唸りながら(犬だったかも)、新発見あり!これってあんがい気持ちいい!
土日は完全にダウン。それでも一日一日、少しずつではあっても症状が落ち着いていくのがわかる。予想どおり、指揮合わせには間に合いそう。なんとか書く元気も出てきた。