変化するにちにち

抜弁天の龍 (2)

久しく竜に会っていない、抜弁天を通って挨拶して新宿に行こう。ここの竜とは昔から気が合う。ホントに。「あーひさしぶり!」という感じになる。しばらく眺めて水を掛けてあげる、それだけでもうニッコリの気分。気持ちのよい〈場〉とそうでないところは、何によって決まるのだろう?よくよく考えると摩訶不思議。

鳥居から鳥居まで抜けるのに20歩足らず(数えてはいませんが、たぶん)、なのに限りない宇宙空間、異空間、特別の「場」を提供してくれる。両側を道路に挟まれているにもかかわらず、車の音が聞こえない、ホントに聞こえない。

池から現れる龍、夜だと怖いだろうか?来たことはない。

爪にも水をかける。

見えないが、この鳥居の影の左横に龍がいる。鳥居が3つある。

影だけの鳥居も合わせて3つ。

新宿文化センター前の欅と公孫樹。夜の合唱で見ているが、午後の自然の光のなかがいい。