推敲がうまくいかず、、、短歌に対する憂鬱感が気づけば薄らいでいる。1つだけはハッキリしている。関われば落ち込まない、という保証は無いが、関わらなければもっと落ち込むということ。とここまで書けるようになった。
表紙のザラザラ感(もしや砂漠の砂の色?)の心地好さ、絵の表情にも魅せられて、〈これ!〉、出逢いと感じて買ったのにと、一旦は諦めた(つもりの)本、『旧約聖書の世界』(池田裕著)を未練がましくまた開いてみる。開けたところから読みはじめる。
読める、読みながら静かになっていく心。分かった。濃厚な言葉だ。書き直され、削がれ、選び直しされて残った言葉だけがある。一度に多くを読めないのは当然なのだ。
表紙の絵を再度見てみる。ヘブライ人的「思惟像」!
気が向いたときに、静かになりたいときにほんの少し読めば、濃い言葉も身に浸みこんで降りていくに違いない、との思いに至る。ナニモワカラヌママメデタシメデタシ!