「クリスマスオラトリオ」を歌うのだ、どうせならもっと深く知りたい!と思いだけはいっちょまえ、、、。やっぱり買おう! 早稲田で一度、立ち読みをしている。山形孝夫『読む聖書事典』(ちくま学芸文庫)を買いに。
この人の『聖書の起源』は、まだまだ表面だけしか理解し得ていないがそれでも、仏教漬けで育ち、読み始めては拒絶することの繰り返しだった私にキリスト教への扉を開いてくれた。それ以上に旧約聖書の「人間の世界」「エネルギー」、さらに奥深い世界を覗いてみたいと思わせてしまう。
「聖書の概説や入門書を書くことが、はじめから私の意図にはなかった」「多くの知識をカットしても、生きた聖書の世界へ通じる突破口が切りひらかれれば、それでよいと判断した」と序論にある。
内田樹『私家版ユダヤ文化論』をはじめて読んだのは何年前だろう。こういうところで繋がるとは想像もしなかった。
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