「わっかうぢ(若いうちに)、だんだらしかいしょ(平らな石を)、こげしえでで、まごでよがった(ここに据えておいて、まことに良かった)」。玄関先に出した箱を椅子にして、ほぼ独り言のように相槌なしでも喋っている。
墓まで散歩のつもりが挫折、負けん気強い母が元の屋敷のところで「こごづいで、もよが(ここまでで、もういい)」。
午後、いとこ姉妹が来て、「こさんだげ」(孟宗竹の筍ではなく、共通語で何と言うのだろう?筍だけど、直径3センチほどの小さいもの)を持って来てくれる。これが食べたかった。鍋いっぱい煮しめにして、Mおばんにも持っていく。姫たけのこ?
夕方いもうとと姪がビールとつまみを持って来てくれる。妹にもあげる。昔は嫌だったやりもらい、人の心が素直にありがたく、自分のこころもなんだか嬉しい。
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