変化するにちにち

演奏会前日・静謐

曼珠沙華より彼岸花の呼び名が小さいころから馴染んでいて身に添う。新宿箱根山下の「森の径」の傍らに咲いて石垣と和し、小雨のなか静かな、故郷のような雰囲気を醸し出している。

4日連続の合唱、うち2日間はオケ合わせ、迷ったが今日土曜日の合唱は休むことにする。声帯も今朝までは疲れているような気がした。今は大丈夫と思えるが明日に備えたい。

この彼岸花を見ているうちに静かな世界へ入ってしまった。雨もよいもの。曲全体を流しつつ楽譜を再確認、静かに明日を待つ。静けさってものすごいエネルギーを内包していることを実感。去年も書いたような気がするが静謐、今これにいちばん近い。

♪周りと調和して在る彼岸花の赤、これを身のうちにいただいて、いざ本番!♪

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