変化するにちにち

「歌。うたう。」

年の初めにであう、よき言葉。『呪の思想』(白川静+梅原猛、平凡社ライブラリー)

歌。うたう。

舞。雨を請う。

音。神のおとづれ。 

楽。うたい、おどる。

歌。うたう。 

総てが神へ捧げられた。

遠い昔の、

神と人との間の、

コトバ。

(214,215頁、筆者抄出)

だからどうした?と言われれば、口籠ってしまう。
だけど、どこまでも広がる力が、在る。この力を得て、うたう心が、うたう身体が、うたう人そのものが変わってしまいそうな何かがある。否、歌わなくても、この「コトバ」を声にしただけでも、内なる何かが変化しそう。
年の初めのよき言葉!