ー自然界の生きもの:ヒト
「こころの時代」を見ようとテレビをつけた途端一瞬にして澄んだ世界へ。
「場」の空気なのか水なのか。気迫ではなく、放たれるというのでもなく、澄んだ気が僧とともにそこに在りながら見ている側にも「直射」されているような感覚になる。空間と一体となって溶け合って、人であって人でないような、生きものと言う方が相応しいような、なんとも不思議感の漂う禅僧である。清流、純粋、柔和を併せ持ち口調は柔らかい。
蝶々とも蛇ともゴキブリとも心が通じると話されるが、「そんなこともありうる」だろうと体験してみたくなる。最後は木に?虫に?向かって話しかけるように歌って、歌い終わって恥ずかしがっていらっしゃる。
このように成れる人(?)(人を超えてしまっているヒト?)もあるのだ。坐禅を通し心身一如となって生きる人の精神世界がここまで環境に影響を与え得るのか。一体私は何を見たのだろう。分からぬままに清清しい。
ここまでの文の3倍、4倍ほど続けて書いていたが言葉が陳腐、残りを全部削った。もっと早く言葉にしたかったが出来るはずがない、驚いた驚いたと書くのが精一杯。しかし少しでも驚きを残さねばと消しては書きを繰り返し先週土曜日に見たのが今日になった。溜息!。。。