変化するにちにち

宮城谷昌光「この世の中に私の読者が2人いる。

そのことが心強かった。」と20代終わり、30代初めの心境として語っている。昨日、南日本新聞ではなく間違えてたまたま配達されてしまった読売新聞に見つけた宮城谷昌光のことば。「詩を書くように小説を書く」に惹かれて朝日新聞連載の『沙中の回廊』を読みはじめ、それ以来春秋時代の人物に魅せられてしまった。ことばが静か、大切に書かれていることが伝わり、何よりも「いにしえひと」の「人の道」がある。

自分のココロ・カラダの記録のためにと始めたブログだったが、読んでくださる方が毎日1人でも「ある」ことが身にしみる。「介護孤立者」状態の今は特に。そして昨日の宮城谷昌光のこの一行がぐっと来る。