変化するにちにち

吉川具仁子(きっかわくにこ)(ソプラノ)の體震える声

2014年10月17日(金曜日)19:00開演

声が頭蓋骨に響く!
その声は體全体の骨の震えであると感じた。 直接私の頭蓋骨と共鳴するかのようで、いやわたしの頭蓋骨も響いていたと思う、音の震えが直接骨に伝わる。

プロフィールを見ると70歳に手が届くくらいであると思う。表情、身体ぜんたいが醸し出す華やかさ。身体も呼吸も柔らかい、そこから昇る声。表現力は素人にも、意味がわからなくても「気」として伝わる。こんなリサイタルは初めてだ。80歳でも同じように歌える方であると確信する。

CDを買いたかったが、20人以上がサイン待ちの行列……(溜息)。84歳の友と一緒だったのでサインは諦めた。虜になってしまった。この人の歌い方を素人なりに目指していけば間違いないと思える。そしてその発声に近づけるよう「にちにち是體感」體を感じながら歌に関わろうと新たに決意!と頑張るのではなく、そう思わせる力を声から聞き取った。

「白寿ホール」でのこぢんまりしたホールだったがホールが一体となって声に酔いしれて蕩けていた。

84歳の友の名はキミさん。もと同じ合唱団の仲間。秋田なまりの優雅な話し方が魅力の色白の秋田美人、そして謙虚。チケットもいただき、余韻に浸りつつの夕食、ビールすべてご馳走になった。私はウロウロ道に迷いつつ彼女についていっただけ。この様な日もあるのだ。キミさん有り難うございました。