変化するにちにち

スコットランド (1)住民投票のこと

夕刊にはスコットランドの住民投票の記事。個人的には今のまま英国としてあって欲しいが色々差別もされて来たのだろう。

1985年二週間スコットランドハイランド地方に旅行、最北端ジョン・オグロートまで行った。二週間ほぼ晴天で何とラッキーな人!チェスターに帰ってから羨ましがられた。イングランドではスコットランド紙幣を受け取らない店もあった、何故?イギリス紙幣に違いないのにと思っても日本人には理解し難い民族的感情があるのか?

1985年と言えばあの日航ジャンボ機が御巣鷹山に墜落した年。物覚え悪い私がそれだけは正確。丁度スコットランドの旅行中だった。B&Bの主人がが夜私の部屋へ来て言いにくそうにテレビを見るかと聞く。日本で事故が起こったんだ…..と説明してくれて私は子を連れてテレビを見に階下へ下りた事を覚えている。旅行者としてスコットランドは何か懐かしく、そして至る所の戦場跡がバグパイプの音と重なり物悲しさが漂っていた。

タータンチェックの(いな、正式にはタータンらしい、何度も直された、タータンです!と。チェックは必要ないと。でも日本では…と言いたかったけど。

スカートが好きな私はスコットランドも写真、絵より実際が美しいと感じた。海、薊(スコットランドの象徴?)空気何もかも。ネス湖では「ネッシーに餌を与えないで下さい」の落書きもあった。最北端ではあまりに気持ち良くて草に寝転んだり歩いたり人であることを取り戻したような感覚だった。色々まだまだ思い出は尽きず。

日本に帰って来てから何首かスコットランドを詠んだ。明日にでもUPします