詠う(短歌)

短歌:「好日」8月号より

「夕べの想い」//

大いなる生命(いのち)の中にある「時間」母に会えないことをうべなう//

「忘じがたき」壽官陶苑の器にて飲む朝の水よき朝の水//

陽炎の橋渡りくる夏衣(なつごろも)「女童(めわらべ)」連れた中野先生//

モーツァルト「夕べの想い」好きという歌詠む人よ健やかにあれ//

火山国日本列島の運命というものらしい紫陽花の青//

そのような大変なことがそののちも四、五十年は続いたのだった//


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