変化するにちにち

短歌:好日2020年12月号より

《時不利兮騅不逝》//

淡青(たんじょう)の四角い皿の一点の染みを見ている義父逝きし朝//

上海で二週間の隔離有るという「時に利あらずして騅(スイ)逝かず」//

感染をしても覚悟はあるけれど感染させる私でもある//

悲しいと思う余裕のまだあればとりあえず風呂の湯を出しにゆく//

遠き国の瓦のようなパン皿を眺めつつ上海へ飛びたつ心//

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中国の義父の訃報を聞いた日、なぜか分からないが、映像付きで「時に利あらず…」の言葉がやって来た。映画「覇王別姫」だったか定かでないが歌も映像も強烈だった。Wikipediaに「垓下の歌」とある

まさに時が不利に動いている。受け入れるほかはないのだと。母のことも。

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「通販生活」のカタログハウスへ行く。甲州街道の西日に照らされながら人混みを行く必要もなく、近道をきもちよく???歩く。