草木と小雨だけの静かな公園にある〈あずまや〉でフェルデンクライスのワークをしてもらう。
四阿にはつばめがいるというので行くまでは気になったが、いざベンチに腰掛けると、空間がツバメの絶え間ない鳴き声(さえずり?)に満ちて万物が呼応、融合しているような感覚になる。
目を閉じると鳥の鳴き声に囲まれたインド、釈迦のいる時代にワープしたような不思議の界。
鳥は鳴いているけど静か、小雨の中なにもかも静止しているようだった。
・・・・・
実際に見ているあずまやからの景色を撮っておけばよかったと今にして気づくが、その時は浸りきっていて現実からは程遠かった。
こんなに暗かったのだろうか?四阿の柱の間、間に見える木と草の色が美しく、明るい暗いは何も感じなかった。
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