変化するにちにち

緑茶がいざなう

黄山毛峰という中国緑茶。炭火で作るらしい。新芽をじかに噛んだような味、甘みも香りもともに「瑞草」といっても大げさではない気がする。

四半世紀が経つ。はじめて上海に行ったときだ。親世代は、緑茶の茶葉をいっぱいガラス瓶に直接入れて飲んでいた。

義父母の家は築200年のフランス租界の建物だったもので、旧正月は寒かったが本物の木が心地好かった。ガラス窓は青みあり、波ありで手製のものだった。

義父方の祖母も健在で一人住まい。土間があり竃があって火起こし、火箸もあって羽釜でご飯を炊いていた。旧正月で、向かいの家の軒には、茹でた鶏を一羽まるごと吊るしてあった。

清朝は知らなくても、まるで映画の中の清朝に迷い込んだかのような、いかにも中国という感じのところにその祖母は住んでいた。迷路のようなところを行った記憶がある。

義母もその母も叔父も元気だったころ。すでに6人が鬼籍に入っている。

連休中に上海に帰った夫が持ち帰った黄山毛峰。芽だけを摘みとったもの。

電灯の下で夜撮ったので色がちょっと変。上の写真は昼間写したもの

・・・・・

麟の華の2人会でランチビールを楽しむ予定が、、、出てすぐに送ったメールで、来週だと思い込んでいたとの返信。

わたしはまだ今月の歌を出していない。締め切り目前。ならばボツにしようと一致。

出てから気づいた。マスクを忘れた。羽虫?の大群!帰って来てすぐにうがいをしても気のせいか鼻もなんだかおかしい。

道ができたのは近道だから?草が気持ちいいから?

もうどくだみの花が見られる

「果実には翼があります」以呂波紅葉。ひとつ覚えたことで見えるものが違ってくる