正月3日目、お雑煮を食べたくなる。小松菜を入れると、あっ!と閃いた。沈壽官窯の「蓮葉カップ&ソーサー」を取り出す。白より青に近い色、葉脈に手を当てると独特の感触、作り手の技だ。蓮よりも故郷鹿児島のツワ(石蕗)を思い、気づけば別世界。
夫には卵とじを作った。ん?小さいお皿で食べている、大きいのにすればいいのに。「あなたの洗いものがすこし楽になるように気を利かして」と曰う。「何言ってんの!自分で洗うのよ!」
お腹が落ち着いて見たニューイヤーオペラ、上江隼人氏の顔がある。故上江法明先生のご子息だ。先生がもしご存命なら…と親心でついつい思ってしまう。
去年、新宿文化センターで歌ったバッティストーニ指揮ヴェルディ「レクイエム」。そのときのソリストお二人の顔もあり!