玉山神社。神社から見える海の向こうの祖国を思い、オノリソを歌うところがあったような、『故郷忘じがたく候』のおぼろげな記憶。
木が大きくなって昔のようには海は見えないのだと、14代(91歳?)が教えてくださった。奥にも社殿があり思いのほか大きい。
小さいころ茶の葉を釜で煎るのを手伝って、手がむくんだことを思い出す。
門構え(正門は別にある)?左右に被せてあるのは、韓国の伝統的な帽子、ハングルで何と言うのだろう?先祖への思いがここでも感じられる。
黒笠(フンニプ/흑립)というものだろうか?15代作の初代沈当吉像がこの帽子(冠?)をつけている。
2回目でも収蔵庫の代々の作品に溜息。帰る前に売店に入る。あっ!14代がいらっしゃる!初めてなのだけど懐かしい?いとおしい?!胸がいっぱい!
美山全体が空気は澄んでいるが、ここの壽官陶苑は格別。一歩踏み入れると気が違う、お寺にいる感覚。朝、全員で庭を掃かれるのだと聞いて納得がいく。
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