変化するにちにち

声を育てる

「呼吸法による声を育てるエクササイズ第14回研究発表会」(主催:NAOコーラスグループ)を聞きに行く。ゲストの小林寿和子さんの声も楽しみ。彼女はATT指導者でもある。

NAOコーラスの指揮者近藤直子氏の言葉、「これからも末永く歌えるように、喉にも心にも負担をかけない声と出会うことのできるAtem-Tonus-Tonのメトードを実践し、多くの方たちに広めて行きたい」が温かい。そして大いに共感する。「心にも負担をかけない声」は言い得て妙!

聞いたのは2年ぶり、失礼を承知で言わせてもらえば、声と身体がよりつながって深くなっている。足をよく使っていらっしゃるのが分かる。自然な発声で嘘がなく、身体も心も安心して聞いていられる。

「ATT 呼吸と発声研究所」の亡き米山文明先生の情熱に想いを馳せる。「天上から、地上の仲間たちから、大地の恵みとして受け取る吸気は私たち自身のエネルギーとなって自らを豊かにし、さらに声として、あるいはあらゆる種類の表現活動となる呼気として、元の贈り主に還元されていきます」(『声の呼吸法』23,24頁)は何回読んでも感動的。ATTは歌だけでなく生きることに直結している。