変化するにちにち, 母とともに(介護帰省・鹿児島)

実家に入る(3月2日)

⬆️ 出水駅(3月3日)つばめに乗りたいが博多までだ、新大阪まで直通のさくらにする

心の深いところに入ってしまう思い、こういうのは日を経ないと書けない。書きかけだった単語の羅列状態を、東京に帰って来てから、何度も何度も読み直して、言葉を削る、継ぎ足す、を繰り返す、、、今は落ち着いて振り返れる。

壽官陶苑に行った2日の夕方、いもうとが実家に行こうと言ってくれて牛ノ浜駅で落ち合う。

「おや法名はこげ入っとっでね」と、帰る度に母に何回も聞いていて、取り出して母と一緒に見たこともある。母が30代で祖父と一緒に貰ったと聞いている引き出しを開けると、紙袋にきちんと入れてある。いもうとに持ち帰ってもらう。

もう一つ、ずっと心に引っかかったままだったこと。「あっが持って戻れ」と言われていた門徒式章がある。迷ったが、いもうとに話して受け取った。小骨が喉に刺さったような感じだったものが、ようやく身体をするする降りて楽になる。

東京から持って来て実家に置いていた小さい摺鉢も持ち帰ろう。実家で毎朝、味噌汁の味噌を溶いた小さい鉢だ、「味噌しゅっがまごでんーまが」と母は毎朝繰り返した。

家の前に車が停まった。おー!「いへもど」の Sじゃっ。お寺ん総代もして近寄れんごどひんなったねー、と揶揄って笑い合う。会えてよかった。

昨日留守だったMおばんの顔を見て帰りたい。「まーあーっ!そい何度もしてくれでーぇっ!」と深く何度も繰り返される。しばらく話を聞いて帰ろうとすると、いもうとと私に酒を一本ずつ🙀

「おまや、そんこわしかごどして、んーだもわらんど」と帰ろうとしたが、「あった、そいと言むんじゃじゃんかっじゃっ、持っていだっくれ!」泣き叫びに近い声、、、振り切れない😮‍💨手を強く引っ張って返してくれない😮‍💨

「そんなら一本もろでいっで」、それでも押し問答、ようやく手を放してくださった?振り切ったのか😢会えば会ったで去りがたい🥹

3日は朝から雨。。。帰る潮時。。。

⬆️ 11:07出水