「万霊節」
テーブルに香り高いモクセイソウを飾って
最後の赤いアスターも添えてくれ
そして再び愛を語り合おう
五月のあの頃のように
君の手を、そっと握れるように差し出してくれ
誰かに見られてしまっても私は構わない
もう一度君の優しいまなざしが欲しい
五月のあの頃のように
今日はどの墓も花で香っている
年に一度だけ死者が自由になれる日だ
私の心に飛び込んで、もう一度君を感じさせてくれ
五月のあの頃のように
(歌詞対訳:岡田尚之)
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リヒャルト・シュトラウスばかり6曲をiPadに入れて、寝る前にも聞くようにしている。圧巻は「万霊節」Allerseelen、詩はヘルマン・フォン・ギルム。
悲しみ溢れる詩が相聞歌のよう。曲の始まりから清んで輝くような高波が来る。言葉と旋律が融合し高め合い、純な世界に導いてくれる。
YouTubeで多くの名のある歌手の歌を聞いた。日本人で言えばカウンターテナーの「としゆき」(村松稔之)さんの歌が味わい深い。
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〈万霊節〉とはカトリックの祭日で、死者が自由になる日、死者に会える日のようです。ウィキペディアには、全ての死者の魂のために祈りを捧げる日である。日本のお彼岸、お盆のようなものとあります。
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17:16
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