変化するにちにち

現代病

帰り着いた日は一日中雨。「三笠宮さまご逝去」、母はものすごい集中力で見入っている。読んでも忘れるのだろう、繰り返し読んでは繰り返し呟く、「えーえっ!ひゃっさいじゃったむんじゃっ、ぐらしか」(まー!百歳だった……かわいそう)。

写真はギリギリ小さくしてボロ隠し(隠しきれていないけど)頭も切ってしまった。テーブルは散らかり襖も汚い。
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母は米を(も)隠すようになった。いつものところにないので買いに行くと言うと、「こげあっと。かぐせだっと、デイサービスんしの持ってあってがれんごど」(ここにあるの。隠してあるの、デイサービスの方が持って行ってしまわれないように)と言って仏壇横の箱を開ける、「おー!米がどっさい!」

夜中にトイレに起きて、「ヤッテコンがおった !へうじゃどごじゃったが?」(足高蜘蛛がいた、ハエ叩きはどこだった?)、打つ音が大きく聞こえた。「あらどっかあってだね」(あら、どこかに行ってしまったね)。しとめるのが常、ではあるが夜は鈍る?

デイサービスで爪をピンクにしてもらっている。「よがちゆだっじゃいどん、あん職員のしが……」(いいと言ったんだけど…)とまんざらでもなさそう。わたしはデイの連絡ノートに、赤を塗ってもOKとこっそり書いた。
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「わざい太がたががおっ!してみでーの!」(ものすごく大きな鷹がいる、来て見てごらん)と呼ばれる。鳶だ、きっと。写真を撮ったら飛んでいってしまった。
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道の駅へ。こしたゆっとが大変だから(こしらえるのはできない)、鯵の干物を買う。
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地元産の野菜を見ると心躍る。オクラがうまそう。
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兄弟で見る母のブログを書き、まだエネルギーがあるので好日の交流ボードに書き、このブログを書き……、気づけば……あー何をしているのだろう。……現代病。