登る道は四方八方からいくつもあるのでいつ登っても初めてのような感覚。方向音痴の醍醐味かもしれない。桜の頃ほど賑わってはいない。
⬇️山の麓は一周できる小道になっている。下りる道も迷路ではないが、
四方八方に好きな方向に歩ける。
何故こんなに写真ばかり撮っているのだろう…と考えてしまった。もしかして自分を納得させるためではないか。生まれ育ったところとあまりにも違う環境。違和感を抱えながら撮るわたしがいる。
それでも住みやすい、いいところだと納得させるためではないかとふっとそんな気がした。確かに住みやすい。自然といえば自然は多い(かも)。だが無理に思い込ませようとしている気がしてならない。
《ベランダより見ている新宿の夜の景この違和感を故郷とせよ》 (2012年好日9月号)
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