言葉に落ち着く
先生のところにレッスンに行けば不安が減る、落ち着くと言い聞かせる。 昨日は言い訳をいっぱい一旦は書いた、でも消して、それでもまた書いて、やっぱり消した。「もの言わぬは腹ふくるるわざなり」。 その腹を見透かすように、先生が… もっと読む 言葉に落ち着く
先生のところにレッスンに行けば不安が減る、落ち着くと言い聞かせる。 昨日は言い訳をいっぱい一旦は書いた、でも消して、それでもまた書いて、やっぱり消した。「もの言わぬは腹ふくるるわざなり」。 その腹を見透かすように、先生が… もっと読む 言葉に落ち着く
金曜日はレッスン仲間宅でピアノ合わせ。まったく歌えない、それもそのはず、初めてのことばかり。 言い訳無用。不安を減らすには練習あるのみ。昨日よりは良い、明日は今日より良くなるに違いないと必死に言い聞かす。とは言え精神状態… もっと読む 冷静にシニモノグルイ
2月がずいぶん前に思える。実家に帰る前に東京藝大生の「フランス歌曲演習発表会」を聞きに行った。 表現で、聞き慣れた曲が別物のように輝くことを目の当たりにし、身を乗り出して聞き入った。 ・・・・・ バレエダンサーの米沢唯さ… もっと読む 「自分を劈く」米沢唯さん
《 大円 》 《「過ぎ行きは比喩にすぎない」有無(ありなし)の風のような息で歌い始める》註:「」内は〈千人の交響曲〉Ⅱ 部のゲーテの詩 《 傷あとに霧の湿りが沁み込んでくるけどそれは煌めきである 》 《 祖母たちは六人姉… もっと読む 短歌:2019年2月号より
溶け込むのではない、意思ではなく無意識的に溶け出す。 草木や水などの生命に、もう一つのいのち、〈われ〉が溶け出して、〈われ・かれ〉が薄らぐ。 年に3度の介護帰省も6年目になり、自然との一体感が帰るたびに強くなっている気が… もっと読む 溶け出す
一日ずっと母といる気力は残っていそうにない、出かけることにする。野田郷か川内か。 野田郷方面のホームに行ったが・・・どうも身体がこっちでいいよと言ってくれない、ホームを変えて川内へ行くことにする。 薩摩大川駅、ホームの上… もっと読む 川内駅→新田神社→上川内駅
長迫、牛ノ浜から来る人たちの通学路だった。おれんじ鉄道のガードの手前、この道はトンネルに入る道(もちろん昔)。 祖父の家に峠を通らずにトンネルをよく通り抜けた、楽々の近道だった。 峠の頂上のちょっと手前で実家あたりの橋方… もっと読む 近くの薩摩街道
薩摩街道を車道に出てからしばらく歩くが、3号線と違って格段に車が少なくて歩くのに快適。海が見えてきた。尻無からの風景に似ている。 いったん海が途切れる 西方(にしかた)海岸の人形岩( 左から二つ目の小さい岩)が見えるとは… もっと読む 11日目(3)西方海岸が見える
直感が働く、身体感覚がフル活動する、進むことを止めて来た道を引き返す決断、スタート地点に戻る。 何はともあれ無事に西郷さん横まで辿り着いて疲れを感じる。更に西方駅まで一時間歩く、、、やれやれ感もある。 〈うまく歩こうと思… もっと読む 11日目(2)薩摩街道を歩く
再び行った高城温泉でバスの時間を間違えて乗れなかった。次は4時間後。待てない。 西方駅まで歩こう。道を教えてくださった温泉の主人と私の頭の地図が違うことに気づいたのは家に帰りついて冷静になってから。 西郷さんの像の「横」… もっと読む 11日目(1)山中に迷い込む