「好日」東京支社の歌会
⬆️夕陽が上の方に残っている。 ・ 歌会は何十年も午後からだったが、午後が取れなかったりして今は10時半から始まる。人数が少ないので1人3首出しても12時前に終わる。 ゆっくりとランチの場所に移動する。ジュースとビールで… もっと読む 「好日」東京支社の歌会
⬆️夕陽が上の方に残っている。 ・ 歌会は何十年も午後からだったが、午後が取れなかったりして今は10時半から始まる。人数が少ないので1人3首出しても12時前に終わる。 ゆっくりとランチの場所に移動する。ジュースとビールで… もっと読む 「好日」東京支社の歌会
これだけの本があるのに欲しいのはたった一冊 目が回りそう 地下駅の長い階段上り来て地上あたらしほんものの風 夕暮れの楠(くす)をそよがす風生(あ)れてごはんだよぉぉ呼ばるる心地 地に足をつける暮らしであるような錯覚よけれ… もっと読む 短歌:2022-11 「秋の音」
⬆️ココチヨイキノウノヨイン ・・・・・・ 拙い内容ですがお読みいただけると幸いです。 少しでも読みやすくなるように改行を多くしてあります。 ・ 『短歌研究』2022-6では「機会詠」論を特集している。なぜ機会詩ではな… もっと読む 短歌時評:「好日」2022-10
大地より天よりもらう息よ息、身の深きところに生まれますように// 声として生まれる息のみなもとへ臓腑のさらに下の大地へ// 届きたる盛夏号『通販生活』の表紙に座る「廃戦記念日」// 「魚(いお)の餌なってしまって兄(あん… もっと読む 短歌:2022-10「廃戦記念日」
⬆️みのり ・ 近江の短歌の仲間が東京支社の歌会に参加。合唱もソリストもつとめる歌姫。 前もって彼女にLINEで送ってもらった3首も一緒にプリントして持参。 余計な言葉を削り一言足すとガラリ表情を変えて立ち上がる1首、言… もっと読む 近江の歌姫参加の歌会
向日葵はここに立つかぎりその影も歪むことなくゆらゆら自由、か。// のほほん立つ日日(にちにち)のニッポンの私よいったいどこを見ている // 爆撃が突然来たらこの場所も、わたしも黒くくずおれる壊れる // 新しい駅が生ま… もっと読む 短歌:2022-9《出遇いは震え》
好日・東京支社の歌会を高田馬場で持つ。 誰から出るともなく、改めて皆で確認したことがある。〈歌会とは批評の場である、感想を言い合うところではない〉ということ。 選んだ言葉が思いを伝えきれているか。自分の歌は見えにくい、見… もっと読む 歌会は批評の場
六月の森は静かだこの地では薙ぎ倒されるという不安なく// 向こうより来る人もマスクしておらず目と目を合わすきっと同志だ// ガラス戸のペットショップの猫ちゃんと目が合ったから挨拶をする// 昨日見た子猫はきっと売れたのだ… もっと読む 短歌:2022-8「愛」という音
好日・東京支社の亡き山本雅子を思い出す。大昔、歌会で、「猛暑」と言いたくなかった。 「鬼の暑さ」はいかが? と言葉をプレゼントしてくださった。言い得て妙! 歌集にももちろん入っている。 「鬼の暑さ」に閉じこもって昨日のよ… もっと読む 「鬼の暑さ」
木の幹に置くてのひらにざらざらの奥のふわふわの息が来ている // ・・・ 今日で7月が終わる。締めくくりにふさわしい言葉が何もない…、と思っていたところへ「好日」の8月号が届いた。 あ!歌が載っている。大会詠草用に出した… もっと読む 忘れていた歌1首