翁長知事
心よりお悔やみを申し上げます 「誇り」 「好日」2016年2月号より 《屈せずと見つめる先の揺らがざり人の誇りを見す翁長知事》 《面(おも)上げて見据える翁長知事が見す この国が失くしたような誇りを》… もっと読む 翁長知事
心よりお悔やみを申し上げます 「誇り」 「好日」2016年2月号より 《屈せずと見つめる先の揺らがざり人の誇りを見す翁長知事》 《面(おも)上げて見据える翁長知事が見す この国が失くしたような誇りを》… もっと読む 翁長知事
《墓までの歩》 《人を焼いて生まれる煙やがて雲にそうして雨になりて降り来よ》 《お参りにきている誰かと話したくて墓までの歩を母はよろこぶ》 《墓はすでに造花に変えしを今日母は庭のしらぎくいっぽん手折る》 《… もっと読む 短歌:「好日」’18年7月号より
《 橋まで 》 兄の死を知らない母よあの橋まで歩こう兄が手を振った橋 /… もっと読む 短歌 :好日2018年6月号より
《ひかり》 悲しみはたいせつだからもう少しこのカフェにいてひかり眺めん // 死者に向き地団駄踏んで哭くという「哭礼(こくれい)」いつの頃より廃れき // 光美(は)しひかりさんさん兄… もっと読む 短歌:「好日」2018年5月号より
《 兄 》 ふるさとの日に輝けるさざれなみ訃報受けたる身のうちに生(あ)る さざなみを輝かすのは光です音です兄の死の知らせです 6首のう… もっと読む 短歌:「好日」2018年 4月号
沈壽官陶苑 (2) 壽官邸の門をくぐれば太極旗、日の丸が同じ高さに並ぶ 太極旗、日の丸のもと丈ひくきトルハルバンが莞爾と座せり 窯元の庭に敷かるる歴代の陶器のかけら秋の日に照る … もっと読む 短歌 :「 好日」 2018年3月号
十二月 十二月わが生まれ月それだけのことなんだけど空を見上げる 講義中の T 先生のポケットより「 川の流れのように 」ながれ来 (く) 出すまいと一度は考えたけど出さないよりは…… もっと読む 短歌:「好日」 2018年2月号
法要は終わったが今日が長兄の実際の四九日。去年11月、母の介護でわたしが実家に帰っていたとき、〈明日は父の月命日だから〉と母にお経をあげるようにと電話して来た。「阿弥陀経はなんかい(長いよ)」と母が面倒くさがったこととと… もっと読む 兄の短歌
沈壽官窯 十四代は九十一歳「歳とって字も忘るっ」と電子辞書持ちます 渡り来て四百年の光陰(ひかりかげ) 海を見渡す玉山神社 右足を踏み出す初代当吉の〈生きる〉を造る十五代壽官 韓服の当吉の像 右足… もっと読む 短歌:沈壽官窯 ’18年1月号
《認知症》 認知症という言葉なきむかしなら母はフツーのとしよりである 気性激しい母だったけど認知症を得てにこにこと可愛がられる 4首を削り、1首を改作。 コレデイイワケナイケドイツモコンナチョウシ、イイワケセズ! カトイ… もっと読む 短歌:好日(2017年12月号)より
コメントを投稿するにはログインしてください。