Web歌会後は早稲田へ
⬆️幹が、落ち葉に円く囲まれている。こういう景色に安らぎを覚える。自ら散らした(散った)葉を見下ろして、うんうんと頷いているような…。公孫樹や鈴懸などのこの時期独特の景。安心感・心地好さを与えてくれる。(15:47) ・… もっと読む Web歌会後は早稲田へ
⬆️幹が、落ち葉に円く囲まれている。こういう景色に安らぎを覚える。自ら散らした(散った)葉を見下ろして、うんうんと頷いているような…。公孫樹や鈴懸などのこの時期独特の景。安心感・心地好さを与えてくれる。(15:47) ・… もっと読む Web歌会後は早稲田へ
⬆️ 光の中で生きているものたち ・ あしびきの// もうすこし時間を置いて熟すまで待ってやんわり言うべきだった// かあさんは裸足ゆらゆら一歩また一歩と進む常世の国へ// あしびきのやまどりのをのしだりをの人麻呂を愛で… もっと読む 短歌「好日」2025年11月号より
⬆️品川に住んでいた山本雅子、高輪でトンボが止まってくれた❣️ ・ 長年「好日」東京支社の重鎮であられた故山本雅子さんの歌集『一莖の草』について、好日誌「叢書さんぽ」(10月号)への寄稿文です。 会いたくても会えなかった… もっと読む 山本雅子< 一莖の草 >のめぐり
⬆️29日16:43 ・ じいさまばあさま// 戦争で死んだ子を持つ祖父祖母の八月を見た毎年毎年// 朝朝を花水換えるばあさまと仏壇の伯父 空気ふるえる// 泣くことを堪えるからかじいさまの経読む声がいつになく高い// … もっと読む 短歌:「好日」2025年10月号より
⬆️一茎の孤高・曼珠沙華 ・ ひかり遮る// 何かへんハルキムラカミどうみてもハルキムラカミは村上春樹// 自らをむかし猛毒いま微毒と笑い笑わす高野公彦// 七月の日傘はけなげ 唯一人わたしのために光さえぎる// ほんと… もっと読む 短歌:2025年9月号より
⬆️鹿児島中央駅を出て竜ヶ水と重富の間 ・ 水の地// 竜ヶ水、出水、垂水(たるみず)六月が来てふるさとの地も梅雨に入る// 知覧茶は手軽に買えるものなれど知覧の茶なり味楽めず// 朝の床を拭き終わりたり素足なる足裏謐(… もっと読む 短歌:「好日」2025年8月号より
⬆️福鶴(YouTubeを見て心込めて折った) ・ トキさん// 新宿の箱根山辺り足裏が目覚めはじめる快(かい) 土の径// トキさんはもうすぐ102 さん付けて呼ぶほど遠くなりたり母は// 足裏に伝わる土の感触をよろこ… もっと読む 短歌:「好日」2025年7月号より
⬆️阿久根市牛ノ浜海岸 頼山陽「阿嵎嶺」の詩碑は駅から徒歩で10分(5分?)です😊・ さくらばな/ さくらばな夕さり夜さり風に触れて夕さり夜さり母の〈思ほゆ〉/ いくそたびこの海沿いをいくそたび立ち止まりつつ会いにゆきし… もっと読む 短歌:「好日」2025年6月号より
⬆️ 阿久根市大川の霧島神社(車窓より) ・ 『硝子戸の中』// 南(みんなみ)のふるさとの春 父逝きて五十年後のおぼろなる春// 證海寺の河津桜の影の濃し読経の声濃し父の五十回忌// 聞き慣れし先生の読経いまここに居た… もっと読む 短歌:「好日」2025年5月号より