さ・く・ら
さくらは貝が二つの漢字でなければね、Yさんの声。20年近く前、歌集『櫻古木』を出版された中野区のYさん宅(庭は車が十台以上入りそうだった)には、大きなおおきな櫻の古木があった。 その花を見たのは叔父が亡くなった直後で、道… もっと読む さ・く・ら
さくらは貝が二つの漢字でなければね、Yさんの声。20年近く前、歌集『櫻古木』を出版された中野区のYさん宅(庭は車が十台以上入りそうだった)には、大きなおおきな櫻の古木があった。 その花を見たのは叔父が亡くなった直後で、道… もっと読む さ・く・ら
キリンの漢字を書けますか? 〈麟の華〉と命名してはじめてのお昼は約2ヶ月後の今日。2人だけでもよし、多ければなお嬉し! 前日に声をかけたら二つ返事で〈天賦の声〉の持ち主も参加。 昔の朗読仲間の3人。柔らかい声は気持ちいい… もっと読む りんのはなノおみなみたり
鹿児島国際大学音楽学科の「マタイ受難曲」を聞きに行く。 大したことないだろうと期待していなかった。何故ならチラシに合唱、ソリスト、オケも声楽コースの学生・院生・卒業・修了生とあったからだ。 冒頭の合唱でからだが鳴り出すよ… もっと読む ウーヴェ・ハイルマン指揮「マタイ受難曲」
Yaさんにまたまた又々またまた出合った。2011年に福島から避難して来て新宿に住んでいらっしゃる方だ。いつも静かに話され、そしてどことなく気品が感じられる。 彼女と知り合ったのは2011年。ボランティアとして月に一回行っ… もっと読む 偶然に出会う人
虹が二つ。撮るときは残念ながら気づかなかった。写真を見て、あれ??? 目の錯覚も疑ってみる、無知はおそろしい。 急に降り出したと思いきや1分も経ずして止む。〈狐の嫁入り〉は何年ぶり?靄の中の光、長く伸びた樹の影が美しい。… もっと読む 「アレキサンダーの暗帯」
先生のところにレッスンに行けば不安が減る、落ち着くと言い聞かせる。 昨日は言い訳をいっぱい一旦は書いた、でも消して、それでもまた書いて、やっぱり消した。「もの言わぬは腹ふくるるわざなり」。 その腹を見透かすように、先生が… もっと読む 言葉に落ち着く
天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも// 阿倍仲麻呂// 題は「哭晁卿衡・晁卿衡(ちょうけいこう)を哭す」。晁衡(ちょうこう)は仲麻呂の中国名。卿(けい)は官職名とのこと。唐朝に仕えて35年余り滞在したのち… もっと読む 李白「哭晁卿衡」阿倍仲麻呂を哭す
「しらたま会朗読発表会」を聞きに高田馬場へ。先生は劇団民藝の女優、白石珠江。読んだのは5人で味わい深いものばかり、特に国木田独歩の「画の悲み」。 毎年、南沢コーラスの演奏会を聴きに来てくれるKさんが上手くなった!を大きく… もっと読む 天賦の声(2)
〈べにてんし〉の音からして食べたくなる。芋の入った紙袋に〈 ねっとり系 焼きいも「紅天使」〉と書いてあるとおり、まさしくねっとりべっとり蜜が紙袋から滲み出ていて鹿児島育ちには心踊る。 移動販売で焼きいもを売る「焼きいも … もっと読む ねっとり系焼きいも
原因は漢詩。李白の詩で、阿倍仲麻呂を悼む「晁卿衡(ちょうけいこう)を哭す」というのがある。詩自体は難しくないないけど、日本語訳になった途端にややこしくなっている(している)。 短歌を詠む人の解釈ならきっとすんなり行くよ!… もっと読む 朦朧状態