— 変化するにちにち, 白川静先生の漢字の世界 —
歩かねば!
白川静『回思九十年』は、「私の履歴書」と「インタビュー・対談」からなっていて、どこをめくっても話す人に言葉に味わいがある。 なかでも石牟礼道子、最初に読んだときは静かな衝撃だった。 白川「あなたのよく使っておられるあの地… もっと読む 歩かねば!
白川静『回思九十年』は、「私の履歴書」と「インタビュー・対談」からなっていて、どこをめくっても話す人に言葉に味わいがある。 なかでも石牟礼道子、最初に読んだときは静かな衝撃だった。 白川「あなたのよく使っておられるあの地… もっと読む 歩かねば!
たとえば『万葉』の世界は人麻呂から家持までまったく等質の世界とされて、歌における意識の形態について、なんの展開も考えられていません。しかし歴史的文化的なもので、なんの展開もないようなものは存在しないのです。 人麻呂時代の… もっと読む 読み返す『回思九十年』