⬆️ 陶苑の空気と同じ、澄んでいる
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どうしても沈壽官窯のものを差し上げたい人がいて、そのために(否、それに託けて)来た。お店の方の丁寧に落ち着いた助言も得て、自ずと一つに絞られる。
一輪挿し。溜息の出るような見事な円の線、静かな空気を供して、作る人の心そのものであるかのよう。何度も触れてみる。
日当たりのよい庭を上って、「故郷忘じがたく候」の碑なども見てしばらく空気を味わいたかったが時間が足りず、後ろ髪引かれる思いで引き返す。
しかし、いい「御祝」が出来そうで心足りて坂を下る。
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⬆️ 東市来駅まで木場茶屋(こばんちゃや)や神村学園駅があった


⬆️ 跨道橋を潜ると、美山への標識が見える、左に曲がる
東市来駅から国道3号線を10分ほど行くと、一周するように作られた跨道橋(と言うらしい)が見える、美山の標識に従って左折。



⬆️ 左:一周して3号線を見下ろす、中:行き過ぎた渡った美山橋を引き返す(ずいぶん登って来た感)、右:見えたー
ぐるりと橋を一周すると、駅から歩いてきた道が見下ろせる。来た道を気持ちよく下に眺めながら、山を登って行く。
ほんとに山を登る感じで坂が続く。薩摩街道の標識があったが、一人で歩く勇気はない。
少し行き過ぎて美山橋を渡ってしまった(橋の手前を右折だった)が、道が違う!と身体が騒ついて反応してくれるので渡り終わってすぐに引き返す。
すぐに人家があり、玉山神社の入口も見えた。ここだ、と安心する。空気が途端に懐かしい。
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⬆️ トルハルバンに迎えられる

⬆️ 一礼して、お邪魔します、、、の心持ち

⬆️ 美山茶寮の庭

⬆️ 静かな水の音

⬆️ こういうところも、絶えず水が動いている

⬆️ 屋根の上の大黒様

⬆️ この長柄急須を見ると、割れた柄を思い出す

⬆️ 壽官陶苑を出て東市来駅に向かう。帰りはスイスイ下り坂。

⬆️ 竹ばかりある道を下る


⬆️ 山を登り切る手前に、もう一ヶ所、薩摩街道の標識があったので、そこに出るのだろう、近道だけど通る勇気はない。

⬆️ これで川内駅まで行って、おれんじ鉄道で牛ノ浜駅まで

⬆️ いもうとが迎えに来てくれるまで高いところに登ってみる

⬆️ 下に降りて行く地元の人が見える、恐々ワタシも行ってみる
いもうとが実家に連れて行ってくれる。
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