詠う(短歌)

「好日」東京支社歌会23-2

⬆️17:38(2/9木曜日)

朝から雪。しかし彼女はなにがなんでも来るに違いない。

今月は歌会の内容を誌上に載せる当番に当たっているのだ、書いて送るのは彼女の担当。

早稲田駅まで行くには気持ち遠い…バスを待つ時間は寒いだろう…歩こうと家を出る。

雪がきれい!と感嘆する余裕もあったのは最初のうちだけ、だんだん寒く冷たくなって急ぐ。

着いたら案の定、彼女は待っていた。遠くから来るもう二人は休み。二人でやろう!と板書。

メールで受け取っていた1首とわたしたちののを入れて3首を真面目に批評。

それはおかしいよ、繋がらない、どうもわからない、、、と言われて、、、あ!と閃いた。

そうこれこれ!これが言いたかったのに気づかなかった、これだ!と我が心の内の変化が新鮮。

11時半には終わって、ランチしよう!と彼女。きっと雪が心配で終わったらまっすぐ帰るのだろうと期待していなかったので大喜び。

アメニモユキニモマケズ! 弾んで近くのいつもの店に向かう。

母はこの6月で百歳を迎える。よかった😊よかったね😊おめでとう㊗️を何度も言ってくれる。

コロナ禍の状況で会えても思ったように話せていないので、嬉しいという感情はなかった。

彼女のおめでとう😊の言葉がじんわり拡散しながら身の深みに降りていく。

彼女は実母を98歳で見送ったと言う

我が事のように、よかったねを繰り返し言ってもらって自分の感情が動く、嬉しさが湧き出る。

⬆️幹ごと切られた桜

⬆️笹がきれい

⬆️右奥は教会