変化するにちにち

薩摩焼宗家14代沈壽官の直筆

歌うための身体感覚を言葉にして小さいノートに書き溜めているが、途中で必ず飽きる。新しく買っては飽きて余白が多いノートが10冊近くある。

その中でまだ使えるものをと探していたら、14代沈壽官氏の直筆が出てきた。和紙に書いてくださったものだ。

いちき串木野市の壽官陶苑で大鉢を買った時(2017年)に、14代(2019年に逝去)がたまたま居られて書いてくださった。90歳で「歳をとって字も忘るっ」と電子辞書を隣に置かれていた。

仕舞い込んではもったいなくて栞にしていたが、いつのまにかどこへ行ったのかわからなくなる。こういうタイミングで見つかってしばらく懐かしさにひたった。

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ノートはほんの数ページ書いただけ、そこだけ切り取れば使える。かくしてまたお気に入りのノートが出来上がった。今の心境は、何がなんでも最後まで書ききること(できるかなぁ?)。

そのノートの大切な栞にしようとのおもい。。。