変化するにちにち

『半分生きて、半分死んでいる』

今朝も建長寺の雲水たちが立ち寄って、門前でお経を詠(よ)んでくれた。先代のネコは托鉢(たくはつ)のお坊さんたちが来ると、飛び出してきて、足元でしっかりお経を聞いていた。いまいるネコは二階に上がって、部屋の隅で警戒心を顕わにして、すっかりおびえている」(養老孟司著『半分死んで、半分生きている』167頁より)

この題に魅せられて借りてきたがこれほど難解とは想像していなかった。知がどんどん展開してわからない。構わずどんどん飛ばし、うんうんと分かるところだけを丁寧に読む。

ここは面白くて何回も笑った。笑いだけではなく、いとおしさ溢れる眼差しがたまらない。そしてもっと深い〈何か〉を感じるのだけど、、、言葉が出てきてくれない。そういう〈何か〉がいっぱい詰まった本だ。

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新宿区の図書館での本の受取りは、閉まる前までに予約した本のみだったが、先週からネット予約も再開した。7月1日から閲覧可となっている。

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湿度が低くて快適。とりあえず用事はないけど早稲田へ行こう。ブックオフまで足を伸ばした。『遺言。』があった。

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箱根山の下の音楽堂跡では保育園の子どもたちが楽しそうだ。まだよちよち?ハイハイしている子もいる。いい光景。。。

花ばかり写していたシナノキにお礼を言いたい、、、木全体を撮ろうと離れて見ていると、、、木がより美しい。